全国読書作文コンクール

全国読書作文コンクールは、児童生徒に良書との出会いにより感動することのすばらしさを体得する機会を与え、豊かな感性を育むとともに、その感動を文章に表現することによって読書力・文章力・創造力の向上を図ります。

本を読んでいて「不思議だな」「いい言葉だな」「同じようなことを経験したことがあるぞ」「涙が出そうだ」「何でだろう」「これは変だぞ」「ここがポイントだぞ」「私もこうなりたい」「わくわくした」・・・こんな場面がきっとあるはずです。

本を読んで感じたことを文章にすれば、それはすべて読書作文です。自分の気持ちを大切に、自分の考え・自分の思いに素直に向き合い、とびきりの言葉でつづってください。

全国読書作文コンクールを通して子どもたちが読書・作文に親しむことで「子どもの居場所」を提供するひとつの機会となることを願っています。

国読書作文コンクールのご案内

「読書作文」の書き方のヒント

読書作文は、言いかえれば「本を読むこと」と「文章に書くこと」という意味ですから、範囲がとても広いです。
読書感想文も読書作文の一部ということになります。

読書で楽しいことって何でしょう。それはたくさんあると思いますが、少なくともそのひとつは、自分が本に登場する人の気持ちになって考えることができることです。
「主人公の父親が蒸発した。主人公は父親捜しの旅に出た。」
「主人公とレギュラー選手を争うライバルは、努力しなくても才能がある。」
本の世界を旅して、本を通して、「自分自身の心の中身」をふり返って下さい。

私たちが読書作文について考えていることは、『本の感想文にとどまらず、本から触発されて自分の考えを自分のことばで書いてほしい』ということです。
『物語のあらすじを追わないで書いてほしい』、また、『主人公や登場人物の言動や考えとみなさんの思いが違ってもいい』ということです。むしろ、違うのが当たり前なのかもしれません。

本を読んで自分の気持ちや考えが大きくわき起こったとき、それを気持ちとぴったりな言葉にできたらすばらしいことです。でも、その気持ちを言葉にできないこともあるでしょう。

例えば、
「たのしいけどさびしい」
「うれしいけど涙がでそう」
そんな気持ちだけど、言葉にするとそれだけではないような気がする、というように・・・。

自分の気持ちや考えと言葉がどうしたら釣り合うか、そのときはどうぞ悩んでください。迷ってください。ふさわしい言葉はこれだという答えを私たちは用意していません。
その言葉はみなさん自身が探し出すものだからです。たとえ探し出せなかったとしても、その悩みや迷いや試行錯誤を文章に表してもらえれば、すばらしい読書作文ができると思います。

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